名前の由来と想い
ヱネキネ
ヰはゐ(wi)、ヱはゑ(we)と読みます。
見かけることは少なくなりましたが、じつは現役のワ行のカタカナ。
日本では昔から「ヰとイ」「ヱとエ」を使い分けていましたが、
明治以降、次第にヰはイに、ヱはエに置き換えられ、戦後からはほとんど使われなくなってしまいました。
そんな日本古来の文字を使ってつけた名前の意味は、
『本来の自分に届くエネルギーで満たす』
「日本に伝えられて来た、食や暮らしの知恵を思い出し受け継いでいきたい」
そんな想いも込めました。
かつては、食が生活の中心にありました。
田畑で作物を収穫し、
山で山菜やキノコを採り、
海や川で海藻や魚を捕り、
薪を割り火をおこし、、
今では、そのような事をほとんどやらずに生活できる便利な世の中になりましたが、
引き換えに、昔から伝えられてきた食や暮らしの知恵を私たちは忘れかけている氣がしています。
ちょっと難しく書いてしまいましたが、
一見、無駄に感じる手間や時間がかかることでも、
その中に豊かさや愉しさがぎっしり詰まっているかもしれません。
「あえて時間をかけてみる」
そんな時間や体験を共有できたらと思います。
なにかを『思い出す』きっかけになれたらとても嬉しいです。